タックル

魚は季節や時間によって魚が居る場所が変わります。
また、警戒心が強い魚のヤマメは、釣り人の影があると、あまり姿を現しません。
良く釣れている方のタックル&リグをご紹介しますので、参考にしてください。


ルアーフィッシング

LURE

タックル

・ロッド= 5~6ft UL
・ライン= 4~6lb
・リーダー= 4~6lb
・ルアー= ミノー5cm 3.5~5.0g
・スプーン1.5~2.5g


ワンポイント

 一般的に、マス類は規則的な動きが良いとされ、スローなリトリーブが効果的です。いっぽうヤマメ、イワナは不規則なアクションがとても効果的です。しかし、効果的とされるいずれのアクションにおいてしても、1時間もキャストを続ければ、魚は学習してきますので、見切られるようになります。そんな時は、やみくもにキャストを続けるより、ルアーのサイズ、カラーを変えたり、ルアーを泳がせるレンジ(層)、ポイント、スピード、アクション、ルアーチョイスを、反応を見ながら、適宜変更を試みてください。条件が合うと、ショートバイトが出るようになりますので、変化が出るまで条件を組み合わせていくと良い結果を生むでしょう。暖かい時期は、魚が表層を意識するようになり、フライで次々に釣れる場面を良く見かけます。

 冬、深い層で釣れていた方法では、釣りが成りたたなくなりますので、フローティング系のミノーに変えるか、スプーンでレンジを探ってみてください。ルアーと使い手による釣果の差がはっきり出ます。他の釣り場で釣れた方法が通用しないのがこの釣りの面白いところ。
釣れる人からヒントをもらうのが上達の早道となるでしょう。


フライフィッシング

FLY

タックル

・ロッド= 6~8ft #3~6
・ライン= DT #3~4
・ティペット=3~5X
・フライ= フックサイズ#12前後のドライ&ウェットフライ


ワンポイント

 暖かい時期は、早朝や夕方は、ドライフライで比較的簡単に釣れますが、日が昇るにつれ徐々に釣りにくくなります。日中でも、ライズが多く見られる時は、ドライフライが最良です。ライズのど真ん中に、フライを浮かべてください。
 ドライフライで、ミスバイトが多く発生する際は、フライの浮力と針の姿勢を見直し、フッキングのタイミングをかえてみると改善します。ライズが少ないハイプレッシャー時は、しばらく釣り場を休ませた後に、3mほど池際から後ろに下がって釣るか、10分ほど釣り場を休ませるのも良いでしょう。ランカーサイズのトラウトは、なかなかトップに出てきませんので、ドライフライよりも、大型のストリーマーやウェイテッドで中層を狙ってみましょう。トラウト類は、ストラクチャーには着かず回遊していますが、ヤマメ、イワナは臆病な性格で、中央のストラクチャーやウィードの影に潜んでいる事が多いようです。

 トリックキャストで、枝の下にフライを投入し、丹念に狙ってみてください。サクラマス級の個体も入っています。寒い時期はドライフライに見向きもしない時期が続きます。そんな時は、ルースニング(目印を使ったウキ釣り)か、シンキングリーダーを使ってウェットフライやストリーマーを引くテクニックが求められます。早春ユスリカがポンド周りに飛び回る時期までは、深い層を釣る方法でルアーマンに負けないよう頑張りましょう。なお、ポンドの底に付く藻の掃除役として大型のコイを数匹入れています。コイがフライにヒットしたら、ロッドを傷めますので、慌てず取り込みましょう。


テンカラ釣り

TENKARA

タックル

・ロッド= 3.3mテンカラロッド。
・ライン= フライ用バッキングライン20lb 3m。
・ハリス= 1~1.5号 100cm
・フライ= フックサイズ#12前後のドライフライ、 テンカラ針


ワンポイント

 女性や子供がもっとも簡単に楽しめ、良く釣れる仕掛けです。
 ラインはレベルライン(フロロカーボン4号程度)でも良いのですが、初心者は、フライ用のランニングラインかバッキングラインを使うと、振り込みやすい上、ライントラブルも少なく、よく見えるのでお勧めです。ハリスは1.5号程度でも釣れますが、大型の魚がヒットした場合竿を傷めますので、1号を結んでおきます。その先には、先ずは、ドライフライを使ってみましょう。(市販品でOK)

 キャスティングは、フライが先行して着水するよう、力を入れず真正面に向かって投入することが肝要です。ドライフライで反応がない時は、テンカラ針を付けて、上下にゆっくりアクションを付けてみましょう。それでもダメなら、ウェイテッドフライを付けてみます。

 フライが沈んだら、そっとラインを引いて一定の層をキープするようにします。ハリスが短いので、フライラインの動きですぐアタリがわかります。釣り方はフライフィッシングと同様ですのでお試しください。